書籍・雑誌

再婚生活

山本文緒さんの『再婚生活 私のうつ闘病記』という本を読んだ。山本文緒さんは、好きな小説家のひとりで、ほとんどの本を読んでいる。だけど、ここんとこずっと新刊て出してないよなぁと思っていたら、うつ病だったらしい。

2003年から2006年にかけての日記。入院を5度くらいして、再婚した旦那さんは山本さんの看病のため、会社を休職もしたそうだ。

旦那さんは、山本さんが「ひとりになりたい。」といえば出かけたし、「帰ってきて。」と電話で(山本さんに)呼び出されれば帰ってくるのだったそうだ。

山本さんは今ではすっかりお元気になられたようで、うつ病がすっかりよくなったと自分で思えたきっかけは、テニスだそう。体を動かして汗をかくって楽しい。「心から、こんなに楽しめることがあれば、わたしはもう大丈夫。」って、生きる自信が湧いてきたと。

なるほど

そして、うつ病になる前から不摂生で、お酒、タバコ、おいしいものに目がない。太るばかりで、体にもよくなかった。それも原因だったのかもしれないと書いてありました。

たしかに、うつ病の人ってうちの夫もそうだったけど、外に出れなくなって電車にも乗れないし、どこにも行かなくなる。動かなくなる。だから、へんにコレステロールやら中性脂肪やら尿酸値がの数値が上がってしまう。中には、糖尿病にもなってしまう人もいる。だから、気をつけないといけない。

心から楽しめることがある人は、強いんだと改めて思えた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

好きな作家

最近、こころから尊敬している作家の先生がいる。だけど、言うことが過激でネットでの誹謗中傷が激しい。

なので、あえて名前は伏せておくけど。

だけど、わたしはその先生の本の中のある言葉で救われた。

「最悪なのは、自分の体が動かなくなること、死ぬこと。生きてさえいれば、どうにでもなる。あなたたちの心配は、美味しいものを食べれないとか、贅沢するお金がなくなったらどうしようということではないだろうか。この日本で、飢餓に苦しむ人なんていない。自分の体が動けばどうにでもなる。」

わたしは、夫がうつ病になってから何度も死にたいと思った。だけど、この先生の本を片っ端から貪り読んでいると、

生きて絶対、いい思いをしてやる!

と思えるようになった。人生の快楽を教えてもらったような気がする。別にまじめなことが書いてある本じゃない。人生のどん底から這い上がった人の言葉は、こころに突き刺さる。

人それぞれ、影響をうけるものは違うだろうけど、何かしらそういうものがあったほうが人生、少しだけ変わるような気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「家族力」がうつから救う!

ずいぶん、更新していませんでした。わたし自身もブログを更新する気力もありませんでした。冷房による肩こりなどの体調不良もあって、毎日ふつうに生活することが精一杯でした。

そんななか、わたしに元気をくれた1冊の本に出逢いました。『「家族力」がうつから救う!』という本。著者は山口律子さんという方。

これまで、うつ関係の本は何冊読んだかしれません。だけどこの本ほど、うつ病の家族のために書かれた本はなかった。今まで読んだ本と薬のことや、回復リズムのことなど重なる部分もあるけど、何よりも家族の苦しみをわかってくれている。

今まで読んだ本はうつ病の人だけが辛いのだ、という印象しか抱いたことがなかった。その辛さを理解しなければならないという結論に辿りつく本ばっかりだった。そして、それができない自分に苛立っていた。

だけど、この本はちがった。山口さんはうつ病ケアの専門家として家族の苦闘を目の当たりにしてきた人。家族の辛さをわかってくれている。

まず、自分が元気ではないといけないこと。気晴らしは、どんどんしてよいこと。

わたしは、遊びにいったりすると自分ばかり楽しんでいていいのだろうかと罪悪感を持つことがあった。だけど、うつ病が長期戦になればなるほど、自分自身の息抜きが必要なのだと。

そうしないと、うつ病の家族を支えられない。

ケアに成功した家族の共通点。それは、

クールでありながらも熱い、不思議な力=家族力。温かな無関心。

何から何までケアしすぎてはよくない。だけど、まったく無関心というのではなく、そっと見守っている。

それが大事だって。

うつ病の家族をお持ちで苦しんでいる方、ぜったい読んでみて。このブログでは初めて画像いれてみました

P7130001

| | コメント (2) | トラックバック (0)

居場所

香山リカDr.の『仕事中だけ<うつ病>になる人たち』の最後の言葉が印象的だ。

自分が本来いるべきところは、自分の部屋でも快適なリゾート地でもなく、この広い社会の中のどこかなのだということを忘れないでほしい。

ほんとに、そうだよ。あなたの本来いるべきところは家の中じゃないの・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

あなたの「大切な人」がふさぎこんだら

もう5年以上前に妹が母のうつ病のときに買った『あなたの「大切な人」がふさぎこんだら』という本を再び読んでみた。アメリカ人の書いたものを日本人が翻訳している。父はこの本を妹から見せられたときに涙が出てしまったそうだ。

この子は、それほど母親のことを思っていてくれているのかと。

たしかに、グッとくるタイトルだ。あなたの「大切な人」がふさぎこんだら。というのは。

「大切な人」がふさぎこんでしまった。どうしよう。わたしに何ができるだろうか?どうしたら、元気になってくれるのか?そんな「大切な人」への愛情が伝わってくるタイトル。

ここでの「大切な人」とは、夫婦、親子、恋人、友人、すべての関係について具体的にどうしたらいいかが書かれている。

わたしも、もう1度この本を読んで「大切な人」が少しでも元気になってくれるように頑張ってみよう!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

30代うつ

昨日、『仕事中だけ<うつ病>になる人たち』(香山リカ著)という本を買い、一気に読んでしまった。従来のまじめで几帳面、仕事に行けなくて申し訳ないというタイプのうつ病と違って、自分がこうなったのは会社のせい、休んで当然。というようなタイプのうつ病が30代に蔓延している・・・

休職中に趣味や海外旅行に熱中など・・・とにかく、精神科を受診していることなども隠そうとせず、堂々と公表したり。

従来とはちがったタイプのうつ病が30代で流行ってるそうだ。

わたしも、何冊かうつ病の本を読んできたが、あまりピンとこなかった。どうも夫の様子とはなんとなーく、違うような気がしていた。全部というわけではないが。

だけど、この30代うつ!そう、これなの!夫はまさにそうだと確信した。読んでいて、うなずけるところばっかりだった。

ふつう、「がんばれ」と、うつ病患者に言ってはいけないという。だけど、30代うつはタイミングを見計らって(これは、もうほんとに勘!)、「そろそろ仕事行ってみたら?」とか、「がっばれ、しっかり」とあと1歩を踏み出す言葉をかけることが必要なようだ。

わたしも、そろそろタイミングを見計らなければ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

週刊ダイヤモンド

私、「うつ」かも症候群のタイアップにひかれて買ってみた、週刊ダイヤモンド。やや、渋いか?オヤジはいってる雑誌のような・・・

でも、そんなこといってる場合じゃない。

とにかく、役立ちそうだ。雑誌ってもったいないな、と思いつつ最新の情報がいっぱいだから、価値はある。

夫のようなひとは、増えているようだ。

夫と母がうつ病。大切な家族が二人もうつ病。ついでにいってしまえば、遠い昔に亡くなった夫の母親もうつ病だったらしい。何かの偶然なのか、わたし自身の宿命なのか。自分はうつ病ではないが、最も身近な家族をうつ病に持つというのが、わたしの運命なのだろうか。

それに対し、わたしはどう対処したらいいのか。この闇はいつまで続くのか。何かの怨念なのだろうか・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あなたの大切な人が「うつ」になったら

4~5日前、『あなたの大切な人が「うつ」になったら』小野一之著という本を買ってみた。筆者は医者ではなく、元サラリーマン(出版社)、現在独立して出版プロデューサー患をしているうつ病者である。

あまりにも、共感、いや共感というより、私の気持ちを痛いほどわかってくれているような本、そして、今どうしたらいいかを教えてくれた本・・・

一気に読んでしまった。読んでいて涙が出てきた。ありがとう。本当にありがとう。この本に出逢えてよかった。1,400円もしたけど(-_-;)

休職しているときの過ごさせ方・・・これで、よかったんですね。ダラダラしていていいんですね。わたしは、ダラダラ過ごしている夫を見ているのが辛かった。焦ってはいけないのだ。

「しっかりしなよ!」

と怒ることも、いちばんいけないことだった。1度そう言ってしまったことがある・・・

いちばん肝に銘じなければいけないことが、この1節でわかった。

夫がうつになり、怒りっぽく常にイライラし、やる気もなくなり外出もしない、何もしたがらないとしたら、あなたはどう思うだろうか?

「いい加減にしてよ!」

と叫びたくなるかもしれない。叫ばないにしても、不機嫌になるかもしれない。それを見て夫はますます落ち込み、自分を責め、イライラし、眠れなくなる・・・。

『あなたの大切な人が「うつ」になったら』32頁より抜粋。

この言葉でわたしたちの未来は、少し救われたような気がした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)