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2009年10月

診断書をもって

診断書をもってスーツを着て、会社に行った夫。

来月といっても、あと何日かしかないけど出社することになった。どれだけ続くだろう。期待しつつも、あまり期待しすぎないでおこう。

わたしにできることは何だろう。

あ、もしものためにを貯めておこう。

去年亡くなった、祖母の残してくれた言葉。

「苦しくて当然、悪くてあたりまえと思っていれば、どんな人生もなかなかよいものです。」

何度、この言葉をかみしめたことだろう。最後におもいっきり笑える人生にしたい。

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こころの中

人のこころの中が、こんなにもわからなかったなんて。

書いてもらった診断書。金曜日か土曜日に持っていくと言っていた。まだテーブルに置いたままだ。

「いつ持っていくの?」

なるべく棘のないように言ったつもりだった。

「わからない。」

と返ってきた。

なんだか不機嫌になってきた。せっかく書いてもらったのに、持っていかないの?あれだけ行ってみるって言っていたのに、なぜ持っていかないの?

不機嫌な空気を察したらしい。なんでさっきまで普通だったのに、急に機嫌悪そうなの?と聞いてくる。

診断書を指差した。

「何で持っていかないの?」

「べつにいつ持っていくと、はっきり決めたわけじゃない。まだ時間はある。」

「だったら、さっきそう言ってくれれば安心したのに・・・」

「急かすように言われたから。」

「別にそういうふうに聞いた訳じゃない。」

わたしが不機嫌になったのは、他にも理由があった。臨時収入があった。うれしそうに話したが、イマイチな反応だったのでテンションが下がった。そのことも話した。そしたら泣きながらこう言われた。

「自分がいま、稼げないからそういう話を聞くと辛くなって一緒に喜んであげられない・・・」

そんなふうに思ってるとは知らなかった。どうせ、わたしの金でもあてにしてるんだろ、としか思ってなかった。

「不機嫌にならないで。ふつうにしてて。笑ってて。」

「ふつうにするのも限度があるの。わたしは生きていてもちっとも楽しくない。何をしていても楽しめない。みんな、口ばっかり。わたしが死んだって誰も心から悲しんだりしない。何でもいいふうに考えたりすることにもう疲れたの。わたしはわたしの人生に希望が持てない。」

自分でも何を言ってるのかわからなくなってきた。そんなことを口走ってた。

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ふたりで泣くしかなかった

きょう突然知らされた。

「来月から働かないと、貯金が底をつきちゃうんだ。」

えーーーーーーーーーっ

「明日、病院行って診断書書いてもらってくる。そして1日から働く。でも、いつまで働けるかわからない。1日もつかもわからない。」

そんな状態じゃ、絶対無理だ。

「無理したらダメだよ。そんな状態じゃ、働けないでしょう?」

「だけど、もうこれ以上迷惑かけられない。」

「わたしが、いったいどうしてこんなに大変な思いして働いてると思ってるの!」

「もう、これ以上大変な思いはさせたくない・・・」

「だけど本当は、明日病院行くのも辛い。会社に行くのはもっとしんどい。だけど、どうしていいかわからない。いつ治るかもわからないし、一生治らないかもしれない。このままじゃ何もできない無力な人間になってしまう。」

なんだか、本当の気持ちを初めて理解したような気がした。どうして働かないんだろう、焦ったりしないんだろうか?と、ずっと思っていた。だけど心の中では、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのだ。

今さらながら理解した。今まで、わかってあげられなくてごめんなさい。ただただ泣いていた。ふたりで泣いていた。生きていくことって、どうしてこんなに過酷なんだろう。

でもね、わたしの貯金は十分あるんだ。だから通帳を全部みせてやった。

「ここにどれだけのお金があると思ってるの。ここに300万、こっちに200万、こっちには20万くらいある。かき集めれば500万ちょっとは余裕であるの。だから、ここで無理して行くことない。こういう時のために、このお金があるの。しかもわたしの給料で生活は十分にできるの。そんなに贅沢はできないけど。」

「もしも、病気が1年後に絶対に治るという保証があるなら、これに頼ってもいかもしれない。だけど、いつ治るかわからない。そしたら、事情をわかってる今の会社をやめるのはものすごい損失だと思う。だから、とりあえず診断書書いてもらって行けるところまで行ってみようと思う。」

もう、夫の判断に任せるしかない。わたしは逃げ道を用意しておいておくことしかできない。

覚悟はしておくつもり。この先は神のみぞ知る。

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あと半月

あと半月休むと、夫は自動的に退職しなければならなくなります。休職期間が2年になってしまうからです。

ということで、昨日になって焦ってます夫がね。

昨日はそのことを考えていたようです。朝、ここずっと起きれない日々が続いていた・・・あと半月で起きれるようにならないといけない。昼寝しないと調子悪いって言ってられない

そしたら、夜になって

「調子悪い・・・」

と、うつ状態。

ま、原因がわかってるからホッとしたけど。わたしも影響されて頭痛がして、夜なかなか寝付けませんでした。

「明日から、とりあえず10時には起きること。とにかくベッドから出る。ボーッとしててもいいから、起きる

と、言い聞かせました。昼寝してもいいから、朝は起きれるように。

きょうは、起きれて昼寝もしなかったようです。案外、元気で安心しました。昨日はもう失意のどん底でした。きっとこのまま失業して、わたしの給料がすべて生活費となってしまい、ああ、最悪・・・

どうなるかわからないけれど。一応、本人は会社に戻ろうと必死なので、見守っています。なんとかなることを願って。たった5ヶ月の前回の復職。少しだけでもいいから、またあのしあわせを味わいたい・・・

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病気なだけ

きのうぐらいから、夫の調子が悪い。とにかく同じことを何度も聞いてくる。わざとかのように。

「きょうのごはん、何食べたっけ?」

って5回くらい聞いてくる。答えても忘れられてる。まるで痴呆症のようだった。挙句の果てに眠そうにベッドで横になっている。

「どうしたの?だいじょうぶ?」

しゃべり方もなんだかヘン。何かにとりつかれてるみたい。

「だいじょうぶだよ。ただ病気なだけ。人よりちょっと多く休まないといけないだけだから。元気だったら働いてるよ。」

なんだか涙が出てきた。

この人、やっぱり本当に病気なんだ・・・必死で戦ってるんだ・・・

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